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活動実績

いばらきスポーツ&アートナイト 参加レポート

文:いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会 事務局
小川 悟(茨城県産業政策課 eスポーツ推進担当リーダー)


 12月24日~26日の3日間,カシマサッカースタジアム駐車場内特設会場において,デジタルコンテンツの祭典「いばらきスポーツ&アートナイト」が開催されました。ステージではeスポーツ大会も開催されるということで,観戦という形で25日に参加してきました。

 

 入場時に配布されたのが,本日のイベントの主催者である株式会社セイビ堂が製造・販売している「光るマスク」。スイッチで色が変わり,点滅もするというスグレモノ。早速つけてみましたが,夜のイベントにマッチして華やかでした。
(ただ,普段身に着けて歩く勇気はありません…。パーティグッズにいかが?)

 会場内でひときわ目を引いたのが,全長70mの超巨大LEDビジョン。
 ここでは,クリスマスイルミネーションの幻想的な映像ショーが見られるだけでなく,100m走の世界記録保持選手が「そのままの速さで」走るシルエットと競走するアトラクションが行われました。子どもたちは50m地点からスタートし,後ろから猛追する選手を振り切ろうと,一生懸命走っていました。

 ほかにも,AR(拡張現実)を活用したニュースポーツ「HADO」や,最高時速200kmの投球を体感するVR(仮想現実)ベースボールなど,参加した親子連れは,デジタルとスポーツを融合した体験を楽しんでいました。

 

 ステージでは,プロジェクションマッピングを使用したアーティスト集団「白A」のパフォーマンスのあと,eスポーツイベントが開催されました。
 今日のゲストのゲーミングチーム「G-STAR GAMING」から,チームプロデューサーの倉持由香さん(タレント)はじめ3人のメンバーによるトークショーのあと,事前申し込みの8人による「カニノケンカ」のトーナメントが開始。小学生や地元の女性に交じって,他県から来場した上級者も参戦し,多彩な顔合わせとなりました。
 この「カニノケンカ」は,様々な種類のカニ同士がリアルな映像で取っ組み合い,相手を3秒間ひっくり返したら勝ちというシンプルなルール。 キャラクターの特性を生かした立ち回りが勝利のカギとなります。
 優勝したのは「スターズ」選手。スピードが遅い代わりに,圧倒的なパワーを武器にした重厚感あふれる戦いで,圧巻の試合運びでした。その他の選手も,それぞれに個性ある戦いを見せてくれて,観戦するこちらも盛り上がりました。

 

(右:「カニノケンカ」優勝の「スターズ」選手)

 セイビ堂では,今後もeスポーツ大会を含む様々なイベントを企画していくとのことです。今回は残念ながらコロナウイルスの影響を受けて縮小開催となってしまいましたが,関係者の熱意が窺われる,質の高いイベントでした。今後に期待しています!


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