ACTIVITY

活動実績

全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020 KAGOSHIMA
eFootballウイニングイレブン部門 関東ブロック代表決定戦 レポート

文:いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会 事務局 小野 さおり


 令和2年11月3日(火・祝),水戸芸術館において,全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2020KAGOSHIMA ウイニングイレブン部門 関東ブロック代表決定戦が開催されました。水戸の芸術・文化の象徴ともいえるこの芸術館でeスポーツ大会が開催されるのは,初めてのことです。
 関東圏全8都県(東京,埼玉,千葉,神奈川,栃木,群馬,山梨,茨城)よりオープンの部と高校生の部の各代表チームが集結し,全国大会への出場権をかけ,水戸芸術館内のACM劇場と会議場にてオフラインで対決しました。

 オープニングでは,三味線奏者の川嶋志乃舞さんとフリースタイルフットボールパフォーマーのKo-sukeさんが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。

 

 開会式では,いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会の幡谷俊一郎会長と高橋靖水戸市長からのご挨拶を,そして大井川和彦茨城県知事より激励のビデオメッセージをいただきました。

  

 また,大会を盛り上げるMCにはバロン山崎氏,実況者には水戸ホーリーホックスタジアムDJの寺田忍氏,解説者には昨年の都道府県対抗eスポーツ選手権優勝者のゴラゾー氏が起用されました。

 バロン山崎氏によるトーナメント発表の瞬間,選手全員が固唾を飲んでその時を待ちました。

 開会式を終え,オープニング試合として茨城県代表決定戦が行われました。勝ったチームが関東ブロック代表決定戦に出場です!!
 登壇の際は,高校生の部,オープンの部共に,こちらまで緊張が伝わってきました。
 激闘の末,見事茨城県代表の座を勝ち取ったのは,高校生の部「腹ペコボーイズ」オープンの部「黒のタケ&光のヒデ」でした!

 都県代表がそろい,いよいよ関東ブロック代表決定戦が始まります。
 会場内では歓声や嘆声が入り交じり,スタッフやメディアの方々までもが試合に夢中になりました。

 

 各都県代表同士の熱い戦いの末,見事関東ブロック代表に選ばれたのは,高校生の部優勝の腹ペコボーイズ(茨城県)と準優勝のT.BRUE(神奈川県),オープンの部優勝のBadty(東京)と準優勝のパッショーネ(神奈川県)となりました。

 表彰式では,表彰状授与の際の選手の皆さんの顔と姿勢はとても凛々しく感じましたが,写真撮影の際は,笑顔で輝いていました。

(左から「T.BRUE」の3人,「腹ペコボーイズ」の2人 / 右から「パッショーネ」の2人,「Badty」の2人)

 彼らの次の舞台は,12月の本大会!!関東ブロック代表として,ぜひともトップを狙ってほしい!ベストを尽くしてほしいです!!健闘を祈ります!!!

 また,今回の大会のために水戸芸術館をお借りするにあたっては,水戸市役所や芸術館の職員の方々に大変なご尽力をいただきました。eスポーツを「文化」として認めてもらううえで,これ以上ないメッセージになりました。本当にありがとうございました。